本日は壁面の間接照明について書きたいと思います。
壁面を照らす場合、照らしたい面が大きいほど、光を伸ばせるパワーのあるダウンライトなどの照明が必要になります。
ただ、意匠的に敢えてそうしている場合を除いて、気をつけなければいけないのがダウンライトを使った場合の『スカラップ』と言う、光の出始めの部分に出る傘のような形の光の輪郭の処理です。
なるべく光源は見せたくないので、壁面寄りに寄せれば寄せるほど光源が近くなるので、このスカラップが出てしまうのですが、図のように天井面に深めにスリットを入れ、ダウンライト同士のピッチを狭めてあげることで光を均一に演出することができます。
また、天井にそうしたフトコロが取れない場合、最近では高出力タイプのバータイプのウォールウォッシャー照明も販売されているので、壁面側部をフカし、左右から光を伸ばしてあげるというのもひとつの手段です。
気をつけなければいけないのが、天井と違い、壁面側部は人が立ち入りやすいスペースでもあるため、動線を確認の上、なるべく人の視線が入らないよう造作やファニチャーなどで視界から外してあげる処理をすると良いと思います。
LighCoではこうした壁面の照明についてもご相談を承っております。
●LighCoのサービスのご案内
●オンライン無料ご相談はこちら
●お問い合わせフォームはこちら
Comments