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  • 執筆者の写真LighCo_Ishijima

集中力がUPするオフィス照明の色温度【照明設計のプロが解説】

更新日:2023年6月15日

オフィスや店舗のデザインにおいて、照明の色(色温度)は非常に重要な要素です。

正しい色温度の選択は、スタッフ様や訪問者様の心地よさや集中力に好影響を与えることができます。


温かみのあるオフィスイメージ
オフィスイメージ

しかし、オフィス照明の光色をどのように選べばよいのか悩んでいる設計士さんやデザイナーさんも多いのではないでしょうか?



● 本記事の信頼性



この記事では、照明計画のプロの視点からオフィス照明の色温度に関するさまざまなヒントをご紹介します。




【結論】オフィス照明に最適な色温度は4000K





こちらはあくまで業務効率を高めるためのワークスペースとして考えた場合のおすすめの色味です。


もちろん、これが絶対というわけではなく、施主様や企業の考え方にはよりますし、空間全体がカフェのような雰囲気の電球色(2700K〜3000Kなど)というオフィスもないわけではありません。



ただし、この後でも解説しますが、色温度が低い暖色系の色味ですと、眠気を誘いますし、逆に高すぎて青みのある色温度はスタッフの目に負担をかけます。



ですので、業務効率や集中力を高め、生産性を高めるために最適な色温度は4000K〜5000K前後の色温度が最も適しているのです。




オフィス照明の重要性と色温度の影響力


オフィスにおける照明は、快適な作業環境を作り出す上で欠かせない要素です。


中でも重要な要素の一つが先程もちらっとご紹介した照明の色温度です。

色温度とは光の色の暖かさや寒さを表す指標であり、一般的にはケルビン(K)を使って表されます。




色温度とは?


色温度は、光の色の特性を表すものです。光源の色を「温かさ」と「寒さ」で表し、それをケルビン(K)という単位で測ります。

色温度一覧
色温度

色温度は、光の色がどれくらいオレンジ色や青みがかったかを示します。低い色温度は暖かく、高い色温度は寒い色を表します。色温度は、照明や写真、映画などで光の色をコントロールするために使われます。



数値が高いほど冷たく(ブルー寄り)、低いほど暖かい(イエローやオレンジ寄り)色となり、これらが人々の感情や行動にも大きな影響を与えます。




私たち設計側としては、色温度を適切に選択することでオフィスの雰囲気や効果を調整し、従業員のパフォーマンスや快適さを向上させることが求められます。



色温度の効果


例えば、暖色系の照明はリラックスや集中力の向上に効果的ですが、同時に活気や創造性を引き出す効果もあります。


一方、冷色系の照明は明るさや視認性を高めるため、タスク重視の環境やクリエイティブな作業スペースに適しています。



色温度の適切な選択は、仕事の効率性やスタッフ様の健康・幸福感にも大きな影響を与えるため、オフィス照明設計では、色温度を適切に考慮し、作業環境や目的に合わせた照明プランを立てることが重要です。



【プロが選ぶ】オフィス照明に最適な色温度の選び方


オフィス照明の色温度は、快適な作業環境の構築において重要な要素です。

最適な色温度を選ぶためのポイントをご紹介します。




まず、作業内容や目的に合わせた色温度の選択が重要です。



オフィス照明において、色温度の選択は使用目的と雰囲気に合わせて行われます。


例えば、集中力を高めるためには涼しげな色温度(例: 4000K〜5000K以上)の光を使用することが効果的です。


これは、ホワイトを基調とした冷たい色合いの光です。


クールな色温度の光は、眠気を覚ます効果や視覚的な刺激をもたらし、作業効率を向上させる効果があります。特に、集中力を要するタスクやディスプレイ作業に適しています。



一方、リラックスを促進するためには温かみのある色温度(例: 2700K〜3000K)の光を選ぶことが有効です。


イエローやオレンジを基調とした暖かい色合いの光は、落ち着きや安心感をもたらし、ストレス軽減やリラックス効果を促します。


このような色温度の光は、休憩スペースやリラックスできる場所、共用スペース、食堂などに適しています。



オフィス照明における色温度とライティングの関係


色温度の選択だけでなく、ライティング手法も重要な要素です。


オーソドックスなライティングの手法としては、ダウンライトやベース照明を使用することで、選択した色温度でスペース全体の下地を作ります。


その上で、スポットライトや間接照明を組み合わせることで、特定のエリアや要素に重点を置いた、ドラマティックな照明効果を得ることができます。



同時に明るさのバランスにも配慮しましょう。


適切な明るさは、照明効果を最大限に引き出すことができます。


オフィスの作業スペースでは、一定の明るさが必要ですが、過度なまでの明るさはまぶしさや疲労感を引き起こす可能性があります。


明るさの最適化は、快適な作業環境を実現し、視覚的なストレスを軽減することにつながります。


最後に、色温度とライティングの関係を考慮する際には、オフィスの目的や雰囲気、クライアントのニーズを深く理解することが重要です。


求められているイメージやブランドのアイデンティティに合わせて、適切な色温度とライティング手法を選びましょう。


オフィス照明における色温度とライティングは切っても切れない関係なので、適切な色温度とライティング手法の組み合わせることで、オフィス内の環境を最適化し、快適性や生産性を向上させることができるのです。


まとめ


今回はオフィス照明の光色をどのように選べばよいのか悩んでいる設計士さんやデザイナーさん向けに、照明計画のプロの視点からオフィス照明の色温度に関するさまざまなヒントをご紹介しました。



シーンや用途に合わせた適切な色温度とライティング手法を自分のものとし、オフィス内の環境を最適化、快適性や生産性を向上させる提案を行っていきましょう。



とはいえ、そうしたさじ加減が難しい場合は、年間200件を超える案件をこなすLighCoのライティングプランナーにご相談ください。



豊富な知見と用途やシーンに応じたベストな提案で設計様、施主様のイメージを形にします。


以下のお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。




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