PROJECTS
焼売のジョー横浜西口店 様
Shumainojo Yokohama Nishiguchi
焼売のジョー横浜西口店様は、伝統的な大衆酒場の温かみを残しながら、
モダンで洗練された雰囲気を併せ持つ「焼売を日常に」をコンセプトにしたお店。
同店の店舗設計を担当されたIsoe様のベースプランをもとに、弊社では照明計画協力として参画し、設計コンセプトを最大限に引き出す照明計画のサポートを行いました。
店内は、木材を活かした内装をより引き立てるべく、温かみのある電球色のスポットライトにより、お料理の演出と快適な視認性を両立。
特にカウンター周りの照度と色温度には料理の質感や彩りを引き立てつつ、和み感のある光で空間全体を包み込むことで、あらゆる層のお客様が気軽に立ち寄れる落ち着いた空間になるよう配慮されています。
また、LEDペンダントの印象的なガラス製セードが、店内に程よいレトロ感と小気味いい抜け感を与えるポイントとなっています。
こうした思量を繰り返し、「安くてうまい」という同店様のテーマはそのままに、
より居心地の良い空間づくりのお手伝いをさせていただきました。
ぜひ一度、光と影が織りなす落ち着きのある空間で、同店自慢の焼売とお酒をお楽しみください。
[設計者コメント]
横浜駅西口から徒歩8分ほどの場所にある焼売居酒屋の新店舗。
元々は居酒屋が入っていたが、角地に位置するにもかかわらず、少し暗い印象があった。
人通りはそれなりにあるが、通り自体も少し暗く、通り過ぎてしまうような雰囲気を感じていた。
そこで、近隣とこのお店の関係性を再検討し、明る過ぎず、暗すぎず。
でも気になって足を止めてしまう。 そんなイメージでデザインを構成し、角地を生かした左右からも店内を視認できるレイアウトと照明構成で活気ある雰囲気の演出と、ふわっと優しい光でお店に誘う環境になるようデザインを行った。
既存の一部を活かした店内レイアウトは、高低差を活かした席配置やハイカウンターとローの客席があり、外から見ても動きのある店内を楽しめるデザインになっている。
光や寸法感を再構成し、新たに生まれ変わった店舗で、熱々の焼売をぜひ味わっていただきたい。
文/Isoeデザイナー鎌田
所在地/
神奈川県横浜市西区南幸2-4-11アイシン貿易ビル 1F
設計/
撮影/
one.three
照明計画/
株式会社Isoe[照明計画] / 株式会社岡村電産(LighCo)[照明計画協力]