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お客さまの顔の影を消す!美容室照明設計の2つのコツ【店舗設計デザイナー様向け】

執筆者の写真: LighCo_IshijimaLighCo_Ishijima

更新日:3月5日



お客さまの顔の影を消す!美容室照明設計の2つのコツ【店舗設計デザイナー様向け】
お客さまの顔の影を消す!美容室照明設計の2つのコツ【店舗設計デザイナー様向け】

「せっかくのカラーリングも、影のせいで本来の美しさが表現できない…」

「撮影したスタイル写真が、影によって魅力が半減してしまう…」

「自分なりに照明設計に工夫を凝らしたものの、期待通りの効果が得られない…」



美容室を設計するとき、こうしたお悩みって多いですよね。


顔に出てしまう影は、クライアントである美容室オーナー様の満足度だけでなく、施術の品質にも影響を与える重要な要素です。



この記事は、上記のようなお悩みをお持ちの店舗設計事務所のデザイナー様向けに、美容室の施術スペースにおいて、お客さまの顔の影を解消する方法について解説していきます。



紹介している事例は開店後の照明改善事例ですが、設計段階や開店前に下記のような予防策を講じておくことにより、竣工後のクライアント様とのトラブルを避けることが可能です。



本記事では、美容室の施術スペースにおける顔の影を解消するための照明設計について、2つのアプローチをご紹介します。




顔の影を解消する照明設計、2つのアプローチ



顔の影を解消するためには、以下の2つのアプローチが有効です。


  1. 設計段階における適切な照明器具を選定

    設計段階でお店や設計に最適な照明器具を検討・選定


  2. 綿密な照明シミュレーションの実施

    3Dシミュレーションソフトで実際の照明環境を再現して検証を行う


顔の影は、店舗の設計、照明器具のスペック、配置、照射角度など、複数の要因が複雑に絡み合って生じます。



これらの要因を総合的に考慮し、専門的な照明知識に基づいた対策を講じることが不可欠です。

また、既存店舗における照明の改善は、単に照明器具を増設するだけでは根本的な解決に至らないケースが多く、専門家による総合的な診断と対策が求められます。



美容室における顔の影の発生要因と3つの解消法


顔に影が生じる原因と、それを解消するための照明ソリューションについて解説します。



影の発生要因


顔に影が生じる原因は、照明の不適切な配置と照射角度です。



照明が顔の斜め上や真上からのみ照射される場合、あるいは光量が不足している場合、顔の凹凸によって影が生じやすくなります。



特に、施術スペースではスポットライトやユニバーサルダウンライト、ミラー付近に設置するブラケットライトなど、複数の照明を組み合わせるのが一般的ですが、これらのバランスが悪いと、かえって影を強調してしまうことがあります。



3つの照明ソリューション


顔の影を解消するためには、照明の配置、照射角度、光量の3つの要素を最適化する必要があります。



  1. 照明の配置

    ◦ ベース照明に合わせて、重点照明であるスポットライトやユニバーサルダウンライトの設置位置を考慮する。

    • ミラーの周辺や側面に照明を設置する。

    • 天井照明だけでなく、壁面付けやフロアタイプの照明なども検討する。

    • 照明を多層的に配置することで、影の発生を抑制する照明環境を構築する。


  2. 照射角度

    • ユニバーサルダウンライトやスポットライトなどの指向性照明を採用し、照射方向を検討する。

    • 光源が顧客の顔に直接当たらないように照射角度を調整する。

    • 直接お客さまに当てることを避け、壁面に当てて反射。柔らかい光として顔に当たるように調整する。


  3. 照度(明るさ)

    • 施術に必要な照度を確保する(美容室の最適照度は700~1000ルクス)。

    • お顔を演出する照度は、手元の照明よりもやや明るくする。

    • 演色性の高い照明を使用することで、肌の色や髪色を美しく演出する。


照明改善による効果検証


実際のサロンにおける照明改善事例をご紹介します。



下記は開店後の改善事例ですが、事前に予防策を講じることにより、クライアント様とのトラブルを回避することも可能です。


事例1:ミラー照明の改善

  • 改善前: 天井からのダウンライトのみで、顔の照明が不足し、目の下や顎に影が生じていた。

  • 改善後: ミラーの両サイドに演色性の高いバータイプ照明を設置。顔全体が均一に照らされ、影が大幅に減少。顧客からは「顔色が明るく見えるようになった」と好評。


事例2: スポットライトの活用

  • 改善前: ベース照明のみで、顔の照明が全体的に暗く、立体感のない印象だった。

  • 改善後: ユニバーサルダウンライトを導入し、顔の照明をスポット的に強化。照射角度を調整することで、直接光が顔に当たることを避けつつ、明るさを確保。顔の立体感が生まれ、メイクの仕上がりも向上。

  • SNSでも好評を得られるように。


事例3: 照明プランナーとの連携

  • 長年照明の問題に悩んでいたサロンオーナーが、照明プランナーに相談し、サロン全体の照明プランを見直し。

  • 照明器具の選定から配置、照射角度の調整まで、専門的なアドバイスを受け、照明を大幅に刷新。

  • 照明改善後、顧客からは「サロンの雰囲気が明るくなった」「仕上がりがきれいで、気分が上がる」という声やSNSでも好意的なコメントが多く寄せられるようになった。



美容室の照明設計に関するご相談はLighCoまで


照明計画は、美容室の印象や顧客満足度に大きく影響する重要な要素です。



顔の影を解消し、顧客とスタイリスト双方にとって快適な照明環境を実現するためには、専門的な照明の知識と経験が不可欠です。


「照明設計に関する専門知識を持つスタッフがいない」

「照明の問題を抱えているが、解決策が見つからない」


そのようなお悩みを抱えている店舗設計事務所のデザイナー様は、ぜひLighCoにご相談ください。


LighCoでは、美容室の照明設計に特化したプロの照明プランナーが、店舗の照明に関する課題を解決し、理想的な照明環境の構築をサポートいたします。

 
 
 

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