LighCo(ライコ)Webサイトを公開してから、初めての投稿となります。
はじめての投稿のお題は『電球はなぜ丸いカタチなのか?』です。
結論からいいますと、これは大気圧に耐えるためなんですね。
種類にもよりますが、フィラメント(白熱電球の中で光っている細い鉄線の部分)をつかった電球を作るとき、その内側は光るために必要なガス以外の空気を出さなければなりません。
そうなると、電球外側からかかる大気圧(いろんなものに対して外側からかかる空気の圧力)よりも内側の気圧が低くなるんです。
その力を、うまーくいろんな方向へ逃がしてあげなくてはいけない。
そのために、あんなおナスみたいなカタチになっています。
そこでギモンが出てきませんか?
電球って光っている部分さえあれば良いんじゃない?
そうそれ、私も思ってました。
光の広がりを助けるってことを考えなければ、丸いカバーなんぞなくても良いのでは?
光るためのガスが必要な電球は別としても、白熱電球のようなものであればさわらないようにすれば(←あぶない)大丈夫なんでは?
でも、これカバーがないとダメなんです。
フィラメント(光っている部分)に球体のカバーをかけるのは、おもに空気(とくに酸素)よけのためなんですね。
フィラメントは電気を通すと光ります。光るってことは熱が多量に発生しています。
その近くに酸素がいると……まぁ燃えちゃうんですね、ひとことでいえば。
電球というよりは線香花火になっちゃうわけです。
一撃でヒットポイントゼロみたいな感じです。
なので、そのへんの空気と分けてあげる必要が出てくるわけですね。
それでは、今回はこのあたりで失礼します。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
次回は8/3(金)に更新予定です。
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